実はスゴイ!腸内フローラ改善方法の秘密

昨年、テレビで「腸内フローラ」が特集され、大きな反響を呼びました。

腸内フローラ」っていったい何?

腸内フローラ」は免疫機能や代謝機能をコントロールし、全身の健康に影響を及ぼします。「腸内細菌叢(そう)」とも呼ばれ、腸内にどんな菌がどれくらいいるかという細菌の構成のことです。

人間の腸の中には200~300種類、約100兆個の細菌がいるんですって。人間の細胞は全部で約60兆個と言われているから、腸の中にはその倍近い数の細菌がいることになりますね。

腸内フローラは腸管の免疫細胞を刺激して外敵を排除する態勢を整えたり、逆に過剰な免疫を抑えてアレルギー反応を抑制する働きがあります。

腸内の細菌は、大きく「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3種類に分かれています。常に「善玉菌」が良く「悪玉菌」が悪い働きをするわけではなさそうですが「善玉菌」が多めで「悪玉菌」が少なめのバランスが健康維持につながります。

善玉菌は
人間が消化できない食物繊維を消化し、ビタミンKなどを作るのに役立ちまた、酪酸、酢酸、プロピオン酸などを作り、免疫を制御する(抗アレルギー)作用も持っています。

悪玉菌は
発がん物質や有害物質を作り、病気を引き起こします。善玉菌が多ければ健康に、悪玉菌が多ければ病気になりやすいということです。

腸内フローラの作り出す物質が、肥満、動脈硬化、糖尿病、発がんなどに関わることも分かってきています。自閉症、うつ、統合失調症のような精神疾患との関係も指摘されているんですって。

花粉症やアトピー性皮膚炎といったアレルギーが増えているのも、腸内フローラと関係が深いと言われています。その原因のひとつは、赤ん坊を「母乳」で育てているか、そうでないかで違ってくるそうですょ。

母乳にはオリゴサッカライドという成分が含まれていて、これは人間には消化できない乳酸菌のエサなのだそうです。そのため、母乳で育てることで腸内の乳酸菌が増えます。また、アトピー性皮膚炎など慢性のアレルギーに悩む人の腸内フローラ(腸内細菌叢)には、免疫を抑制する菌が少ないといわれています。

腸内フローラ改善方法は食生活が重要

''腸内フローラ改善方法''

善玉菌を増やし腸内フローラを良い状態に整えるには食生活がとても重要です。
特に高脂肪食や食物繊維不足、ストレスや運動不足、これらの要因で腸内フローラのバランスが乱れた状態(ディスバイオシス)になる可能性があります。

たくさん肉を食べた翌日にオナラが臭いのは悪玉菌が増えたためです。暴飲暴食を避け、食物繊維の豊富な野菜を積極的に食べ納豆、漬け物といった発酵食品、ヨーグルト、乳酸菌飲料、難消化性オリゴ糖などの摂取が腸内フローラ(腸内細菌叢)を整えてくれます。

規則正しいリズムや運動習慣などで腸内の善玉菌を増やし、腸内フローラのバランスを整え、免疫力を高めウイルスなどの感染も跳ね返したいですね!

腸は第二の脳

さらに腸は、第二の脳と言われています。
他の臓器は脳の支配下にありますが、腸は脳から独立して自分の機能を果たしています。例えば、事故などで脳死状態になっていても腸は正常に働き続けます。それが、第二の脳といわれる所以です。

脳の物質セロトニンは、心の落ち着きや満足感にかかわっています。ドーパミンは、快楽や意欲、学習に、かかわっています。この2つの神経伝達物質を合わせて幸せ物質とも言われています。

ドーパミンの興奮とセロトニンの落ち着き。この2つの物質は脳でつくられていると誤解している人が多いようですが、両方とも、ほとんど腸でつくられます。つまり、腸内環境が悪くなると、つくられなくなり、やる気を失せたり病気になったりします。

つまり、腸の改善によって、やる気や安定的な継続にもつながり、仕事への意欲にも影響するということです。腸が良くなれば、腸本来の機能である、栄養を吸収し、老廃物など不要なものを排出します。それによって、血液の循環もスムーズにして身体全体の健康や美容につながっていきます。

しかし、数日間排出がなく便秘になると老廃物が体内にとどまり、毒素が血液に入り健康を害してしまうのです。心もです。腸を改善することは、やる気を充満させ健康的な生活やビジネスの充実感、美容にも大きく関係するのです。


腸内フローラと腸内細菌の関係